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国産飼料を生産し、環境負荷を減らす

SEVENFOODSは、全ての食材において国産原料を使用するだけでなく、日本の食の大きな課題である穀物自給率の向上にも取り組んでいます。現在、日本の家畜業界では9割以上の家畜が輸入穀物を飼料として摂取しています。この輸入に頼る状況は、多くのCO2排出をもたらしています。また、輸出制限などが発生した場合、日本の食文化全体に影響を及ぼす可能性があります。

SEVENFOODSでは、自ら国産穀物の生産を行い、自社の家畜に給餌しています。穀物自給率の向上に取り組むことで、持続可能な食品供給を実現し、環境への負荷を軽減することを目指しています。我々は国産原料の使用だけでなく、食のサステナビリティにも貢献することで、お客様に安心・安全な食品を提供し、地域社会や環境への貢献を目指しています。

アニマルウェルフェアとは?

一般的には人間が動物に対して与える痛みや苦痛を最小限に抑えるための配慮や努力を指します。 これには、適切な飼育環境や食事、医療ケアの提供、自然な行動や社会的なニーズの尊重などが含まれます。 アニマルウェルフェアの目的は、動物たちが苦痛やストレスを最小限に抑え、生理的・心理的なニーズを満たすような状態を提供することです。 この概念は、近代以降に西洋で生まれ、特に家畜動物を対象に大きく発展してきました。 農業や畜産業における動物の扱いや待遇に関する倫理的な問題意識が高まり、動物福祉に関する法律や規制が制定されるようになりました。 また、消費者の関心や要求によっても動物福祉への関心が高まっており、食品産業や動物のエンターテイメントなど、様々な分野でアニマルウェルフェアに対する取り組みが進められています。

私たちのアニマルウェルフェアの取り組み

弊社では、アニマルウェルフェアに対する取り組みについて以下のような具体的な取り組みを行っております。

  1. 発酵床(バイオベット)の使用: 豚舎の多くで独自に開発した発酵床を使用しています。発酵床は、おがくずともみ殻を混ぜて発酵させたもので、微生物の働きにより臭気を抑制する効果があります。豚にとって快適な環境を提供するだけでなく、地域への悪影響を軽減し、地域との共存を図るために役立っています。また、使用後の発酵床資材は再発酵や堆肥化などを行い、環境への負荷を軽減する取り組みも行っています。
  2. 豚舎を広々としており、豚が自由に動き回れる環境を提供しています。このような環境により、豚のストレスやけがが軽減され、豚の健康的な成長が促されます。また、個体管理にはICタグやオートソーティングシステムを導入しており、養豚事業の安心・安全な生産に寄与しています。
  3. 母豚の飼育環境の改善: 妊娠期の母豚に対しては、広いフリーストール飼育を実施しています。これにより、母豚のストレスを軽減し、自由な行動ができる環境を提供しています。

私たちは、アニマルウェルフェアの重要性を認識し、より快適で健康な状態で動物たちが暮らせるように努めています。今後は豚だけでなく、全ての家畜に対してもアニマルウェルフェアの導入を目指し、持続的な改善と監視を行ってまいります。